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シニアツアー

シニアツアーデビューの洗礼?!明日こそ豪打に期待と川岸

2017年04月20日

 川岸良兼(50)が「へなちょこ」なシニアデビューになった。

倉本昌弘、加瀬秀樹との第1ラウンド。1番で3番目に紹介されて「先輩たちに挨拶しようと思ったら(打ち終わって)もうティーグラウンド降りていないんだもん」。ギャラリーに「え?もういないの?」といって笑わせて「バーンと打ってギャフンといわせてやろうと思ったんですけど。やっぱり緊張していて、打ち急いでしまった」と、持ち味の豪打ではなく「へなちょこ」(本人)なスライスで右バンカーに入れて「ギャラリーは期待してくれていたと思ったので、謝っちゃいましたよ」と、深々と頭を下げてスタートした。

 「娘(史果)には『大きなフォロースルーで打て』っていっているんですけど、全然できなかった」とドライバーショットで苦しみ、シニア初バーディーは7番。3番ウッドのティーショットが左ラフに行ったが、2メートルにつけてバーディーとし「ちょっとホッとしました」という。12番パー5(486ヤード)では残り170ヤードを8番アイアンで5メートルにつけるイーグルを奪ってみせた。直後の13番では30センチの下りのパーパットを「お先にって強く打ってしまってカップから出て1メートル以上行ってしまった。これは絶対入らないと思ったらホントに入らなかった。イーグルが消えちゃった」と4パットのダブルボギー。「川岸らしさ」といえばそうだが、本人はがっくりだった。

 それでも2アンダー13位でシニア初日を終えた。「今日は気持ちよく打てたドライバーが1発もなかった。バタバタしてしまった。これから、ドライバーを振り切る練習をしてきます」。

最終日に、ギャラリーも本人も期待している。