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シニアツアー

首位に3打差で優勝圏内の東は、箱根2勝目を目指す

2017年04月20日

 東聡(56)がいきなり見せた。1番で第1打を左バンカーに入れ、第2打でグリーン手前にショート。「30ヤードぐらいあったかな」という3打目を直接入れるチップインバーディーで気分よく開幕戦をスタートした。ドライバーに少し苦労しながらも、4アンダー68で回り、首位に3打差で優勝圏内に残った。

 「今日はドライバーがパランパラン。ちょっと試しているんで」という。ドライバーはシャフトの長短、ロフトありなしの2種類ずつの組み合わせで、4本持ち込んで練習ラウンド、練習場でも試しているという。「ラーメンみたいだな。今日は味噌とか。何を使ったら楽に打てるのかを探そうと思ってね。風もなかったので、シャフト長、ロフトなしので行った」というが、ドライバーに限ってはうまくいかなかった様子だ。「明日雨なら、シャフト長、ロフトありで行こうかな。こういうのは練習場でポンポン打ってもだめで、試合でちゃんとした球を打てるかどうかなんで」と、思いを巡らせる。

 箱根は、東にとっていい方角になるだろうか。シニアツアー初優勝は山を1つ超えた箱根湖畔GCでのISPSハンダカップだった。「その時も箱根町に泊まって、今回も宿は違うけど箱根町。最終日は行くだけだね」と「箱根2勝目」を目指す。