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シニアツアー

10メートルのバーディーパットを決めて柳沢は5アンダー3位

2017年04月20日

 最終予選会から今季シニアツアーへの出場権を得た柳沢伸祐(50)が最終18番で10メートルのバーディーパットを決めて、5アンダー67で首位に2打差の3位につけた。スコア提出所で師匠でもある平野浩作トーナメントディレクターがスコアをチェックしており「ナイス」と声をかけられた。クラブハウスに戻ると、同じ所属先の崎山武志にもほめられ、笑顔が絶えない日になった。

 「今日はショットが良くて、1メートル以内のバーディーが6つあったんです」と振り返る。1番で3メートルを沈め、2番で「OKでした」と連続バーディー発進。10、11番で1メートル以内、12番パー5では2オンの3連続バーディーなど9つのバーディーを取った。ボギー4つのうち2つは3パットだったこともあって、18番では「ちょっとビビッて打ったのが入ってしまった感じです。おまけですね」と話した。

 最終予選会で7位タイ、出場権の順位は10番目で今季シニアツアーはほぼフル参戦できる。レギュラー時代は「パッとした成績はありません。予選会も30位とか40位で多くても年10試合ぐらいでフル参戦したことがなかった」という。昨年7月13日に50歳になり、すでにコマツオープン、日本シニアオープンに出場しているが、今年がシニア本格参戦。「予選会の地獄の緊張から比べたら、試合は楽しくて天国です」と笑った。

 最終日最終組は大きな大会では初めて。「ズタズタになっても、そういう経験ができることが大きいし、後でその原因を考えるのもまた楽しいと思います」と、前向きだった。