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シニアツアー

難グリーンと長いコースは昨年覇者の秋葉を悩ませる

2017年04月19日

 ディフェンディングチャンピオンの秋葉真一(51)がちょっと不安な開幕を迎える。

「開幕戦になりましたし、自分の中ではこの大会に照準を合わせて調整しようと努力したんですけど」と切り出したのは、ショットが思うような仕上がりにできなかったからだという。「左に行っていたんで直そうと思ったら今度は右に行き出した。いまはどっちも出る感じで、ゴルフの調子っていうのが分からないんですよ」と、開幕から悩みを抱えてしまった様子だ。

「余裕もって1年間やるために、最初の試合で頑張りたいんですけど。優勝争いはしたいですね」と、控えめ。このコースは「グリーンが難しいので、まずフェアウエーにボールを置きたい。そのためにティーショットが難しくなってくるコース」ということをポイントに挙げた。「2打目の距離感も大事。ここは風が回るんで、去年も読めないところがあった」と、外輪山に囲まれたコースでの経験を今回も生かした。

今年は昨年よりもコースの距離が267ヤード伸びて7056ヤードになった。「長く感じるホールが結構ありますね。これって、良兼がシニア入りしたからかなあ。川岸仕様?」と笑わせた。