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〔日立3ツアーズ選手権〕シニア・男子・女子ツアーの最強選手が集まる!

2017年12月09日

 「日立3ツアーズ選手権」が、10日に千葉・グリッサンドGCで行われる。PGA、JGTO、LPGAの代表各6人が、ダブルス戦でポイントを争う。PGAチームは賞金ランク3位までのプラヤド・マークセン(タイ)、米山剛、室田淳に、推薦の井戸木鴻樹、秋葉真一、初出場の清水洋一の6人の布陣で臨む。

リーダー格はやはり室田。13回目を迎える大会で、12回目の出場となった。昨年は腰痛のため、やむなく欠場したが、大会最多出場11回、もちろん62歳は最年長出場でもある。

 「(出場記録は)誰も破れないだろう。こんなにしつこくやるやつはいない。もう年寄りのお荷物だよ」と笑った。

大会の魅力については「この試合は、1年間やってきて、上位になった者しか出られないからね。チャリティーの大会だし出られてうれしい。1年頑張って、最後に若い子や女の子とゴルフするのも楽しい」と、話した。

8日の前夜祭のときに、今回のPGAチームのダブルスの組み方を主導したのも室田。「1番強い組を作った。マークセンと米山の組には勝ってもらう。井戸木と秋葉は同じボールを使っている同士。残ったのがオレと清水」と、明かした。ダブルスで行う大会は、午前の9ホールがベストボール方式(各自のボールでホールアウトし、いい方のスコアをそのホールのスコアに採用)で争う。午後の9ホールはオルタネート方式(1つのボールを交互に打って、そのスコアで争う)を採用している。

PGAチームは過去2度(2009年、2012年)に優勝している。09年にMVPに輝いたのも室田で、2度の優勝を味わっている。

5年ぶりの優勝のポイントは?「マークセンと米山がこけたらチームもこける」と、賞金ランク1、2位コンビにはっぱをかける。「2度の優勝は、奇跡が起きた。今回も起こらないと難しいかな」といい「清水に期待している。物おじせずにやってくれたらなあ。奇跡起きないかなあ」と、3度目の優勝を目指す。