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競技情報

〔日本プロ新人戦 房総カントリーカップ・1R〕松村大貴が3アンダーで単独トップ。2位には2アンダーの永澤翔と増田将光の2名が続く

2017年12月21日

 今年のPGA資格認定プロテスト合格者による「

第19回 日本プロゴルフ新人選手権大会 房総カントリーカップ

」の第一ラウンドで単独トップに立ったのは、1イーグル4バーディ3ボギーの3アンダーで回った松村大貴(泉南CC)。2位には2アンダーの永澤翔(アローエースGC)と増田将光(双伸ゴルフセンター)の2名が続いている。明日の最終ラウンドとの合計スコアにて優勝者が決定する。

 初日単独トップに立った松村は、「出だしボギーで悪い流れでのスタートだったが、2番の3.5メートルの長いパーパットが入ったことで流れが変わった」とこれがきっかけとなり4番の5メートと6番の1メートルのバーディパットを決めるなど流れに乗っていった。圧巻はターン後の10番ホール「ティショットがワンタッッチショット(クラブが地面にタッチした跡にインパクトを迎える)になってしまいチーピン気味の球だったんですが、何とかフェアウエイのセンターには残っていました。残りの距離が180ヤードだったので6番アイアンで打ったところピンに寄った感触があり、同伴競技者からはカップの音がしたと言われたので、グリーンに乗ってカップを覗いてみたら入っていました」と思いがけないボーナスにさらに気を良くした様だった。その後も二つのボギーを打つも更に二つのバーディを加え3アンダー(69ストローク)とした。明日はつまらないボギーを打たないこととセカンドショットを奥に外すと難しいので、縦距離に気をつけて優勝を目指したいと答えていた。

 これを追う形となったのは2アンダー2位タイにつけた永澤「調子は良いと言いながらも微妙かな」と今日のラウンドを表現した。つまらないショートパットを外したり、流れに乗ったと感じながらもチャンスをものにできなかったことがその要因の様だった。しかし4バーディ2ボギーの2アンダー(70ストローク)の結果に「悪くはない。明日は取れるところを確実に取って無理せず回って優勝を狙いたい」と静かに語っていた。

 そして同じく2位タイにつけた増田は、「パットに助けられた」ときわどいパーパットやバーディパットを確実に決めていった。10番ホールで林に入れるトラブルのためトリプルボギーとつまずきながらも、後半の9ホールでも気を落とすことなく4個のバーディを量産し2アンダー(70ストローク)にまとめた。「明日は攻めて狙うは優勝です」と力強い声が返ってきた。

1st Roundの成績は

こちら