スーパーシニアの部(68歳以上)を制したのは、6アンダー66のエージシュートをマークした海老原清治(69)だった。「今年は試合で初めて出たね。気分は最高」と、首位に4打差でスタートし、通算5アンダーでの逆転勝ちに笑顔をみせた。1番で2メートルを外し、2番パー5では池に入れて2.5メートルのパーパットが残った。「今日はだめだなと思ったよ。1番でバーディーパットをショートしたから、ヒットしようと思った」というパットが決まり「今日はヒットしていこう」と本来の強めにはじくパッティングにした。14番で4メートルを入れてこの日3アンダーとしてエージシュート圏に入り、16番から3連続バーディーで仕上げ。難関最終18番では5メートルを決めたのだった。
「68歳を過ぎて、シニアツアーもほぼ終わって、あとはもう死ぬだけなのに(笑い)、こういう試合をやってもらって、背中に汗をかきながら試合ができるのは、気持ちがワクワクする」という。来年は古希を迎えるが「飛距離も落ちていないし、7番アイアンぐらいから高いふわっとした球も打てるようになった。まだまだできそうだよ」と胸を張った。
最終日は75歳の鷹巣南雄が1アンダー71で回り、エージシュート達成で通算6オーバーの7位に。「まだやれるだろ、俺も」と笑い「3パットが1回で済んだからね。今年最後の試合で最後の日にアンダーパーでよかった」とこちらも笑顔だった。
<スーパーシニアの部 最終成績>
-5 優勝 海老原清治
0 2T 文山 義夫
佐野 修一
西川 貴祥
+3 5 長谷川勝治
+5 6 中島 弘二
+6 7 鷹巣 南雄
+7 8 佐藤 正一
+9 9T 谷中 宏至
中村 忠夫
+11 11T 小川 清二
松本 紀彦
+12 13 野口裕樹夫
+15 14 片山 康
+16 15 渡辺 勝
+18 16 寄川 宏
+20 17T 堀口 渡
中山 徹
◇最終成績は
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