バリー・レーン(58=イングランド)が最終18番パー5でバーディーを奪って、首位に2打差の3位につけ、上機嫌でホールアウトした。第2打を5番ウッドでグリーン右エッジまで運び、寄せて楽々バーディー。初日はボールの個数分(60~70個)の広さのフェアウエーをイメージして狭いコースを攻略したと話したが、この日の18番は「70分の1に乗った」と笑った。この日は1つスコアを落としたが、首位との差は変わらなかった。
落とした理由は「遅い時間になって、グリーンが硬くなってきていたので、止める技術が難しかった」と振り返る。「(首位の)マークセンはアイアンがうまいので小さいグリーンでも縦の距離をうまく打てる。明日は66で回らないと優勝は難しいだろう」と気を引き締めていた。
レーンは、プレーしてきた数々の日本のゴルフコースの中でも「EDOSAKIはトップを争う素晴らしいコース」と絶賛。狭められたフェアウェイと小さくて硬いグリーンは、母国イングランドのコースにも似ているので、ゲームを楽しく進められるようだ。「いいことも、わるいことも起こる。これがゴルフだからね」と笑顔を覗かせた。