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シニアツアー

〔富士フイルム選手権・1R〕久保が脅威の21パット!2位発進に笑顔、笑顔

2018年11月01日

 久保勝美(56)が10番からの3連続バーディーを含む6バーディー、1ボギーの5アンダーで2位発進した。「驚異的なパット数で、21パットですよ。先に僕が入れちゃうから(同組の)中嶋さんとヨネ(米山)が入んなくなって、謝ってばっかりでした」といいながらも笑顔、笑顔。パーオンしたのは8ホールしかなく、うち6つがバーディーというのも驚異的だ。18ホールで1パット15回、21パットは「生涯初かもしれない」という。

グリーンが小さい上に「硬くて速いので、ピンをオーバーしないように。手前ショートまでしか打たないぐらいでやっていました」というのが、この日の攻略法だった。「あこがれの人」という中嶋が常に声をかけてくれて「なごやかな雰囲気でやれました。(ホールごとのパット数が)『1ばっかりなんて、お前の成績だろ』なんていわれながら(笑い)。テレビで見ていた人と同じステージでゴルフができて、シニアに出てよかったと思います」と、リラックスしてプレー出来た様子だ。

昨季2位4回、今季は既に2位4回。2015年金秀シニア以来の2勝目に届かずにいる。今度こそ?「うーん、僕は(優勝は)ないです。2位狙いですかね。今日みたいな、たまたまは2日間続かないですから」と弱気な答えが返ってきたのが気になるが…。