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シニアツアー

【トラストグループカップ 佐世保シニア/1R】シニアツアーはリラックスが一番。ストレスはダメ ね金鍾徳が4アンダースタート

2018年10月13日

 アウトコース1番組でスタートした金鐘徳が、最終18番ホールでの2メートルのバーディーパットを外しても笑顔でホールアウトした。

「アウトは良かった。インコースは10番(ホール)も、15、16番もアプローチショットをミスし、17、18番ホールは取りこぼしてしまったよ」と金は振り返った。4バーディー・ノーボギー68のスコアでクラブハウスリーダーに立った。

「ドライバーショットもアイアンショットも調子が良いよ。ただ、50~80ヤードのアプローチショットの距離感が合わなかった。フォローの風でオーバーしてばかりだったよ」。スコアを伸ばし切れなかった要因を自己分析。最終ホールのパットミスに関しては「ハーフターンでのスタート待ちの時に、18番グリーンの(他の選手の)プレーを見ていたら、カップ右サイドからはフックラインなのが頭にインプットされてね。そのイメージで打ったら僕のバーディーパットはストレートラインだったよ(笑)。仕方ないね。ショットが好調だから、明日もこの感じでプレーするだけよ。シニアツアーはリラックスが一番。ストレス(を溜めるの)はダメね」と言い切った。

 今季は2位タイ2回をはじめ、ベスト10フィニッシュ7回を数え、賞金ランキング9位に着けている。すでに来季の賞金シードは確定させているだけあって、心身ともに余裕がある。バーディーパットを外して苦虫を噛むこともない。この日はトーナメントリダーの座を水巻善典と川岸良兼に明け渡し、4位タイとなったものの、金のリラックス感が最終日の爆発プレーを導くのかも知れない。