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シニアツアー

【セヴンヒルズKBCシニア/FR】連覇を狙った加瀬は64をマークしたが及ばす4位

2018年09月15日

 昨年覇者の加瀬秀樹(58)が、今年も最終日に爆発した。8バーディー、ボギーなしの64をマークして通算11アンダーまで伸ばし、4位でフィニッシュした。「精いっぱいだったよ」といいながらも表情は明るい。17番で2メートル、最終18番では5メートルを入れる連続バーディーの上がりが満足だったという。昨年は最終日63で逆転優勝、今年もトップに肉薄した。

 「このコースは好き。コースの雰囲気が合っている。狭いようでドライバーを使えるから」と、相性がいいようだ。今大会前に左ひざの裏を痛めて、少し歩くと腫れてくるような状態。「できるかなと思った」と欠場も頭をよぎったというが、相性の良さで体調不良もカバーした。ただ、11月にはレギュラーツアーのテレビ解説などでシニアツアーから離れる予定。「あと今季は残り4試合しかない。そこでシード権を決めておかないとね。この成績は弾みがつくね」と、ケガの不安を振り払う猛チャージに気分も上向きになってきた。現在、獲得賞金849万円余でランク18位。もう少し上積みしていきたい。