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シニアツアー

【セヴンヒルズKBCシニア/1R】首位ウィラチャン、1打差2位マークセン、3位にパクと好敵手が上位に

2018年09月14日

  タワン・ウィラチャン(51=タイ)が7アンダーで首位に立ち、タイの先輩で今季5勝のプラヤド・マークセン(52)が1打差、コマツオープンに続いて2試合連続優勝を目指すパク・ボーウォン(53=韓国)が2打差につけた。

 コマツオープンで初日11アンダーの快スコアをマークしながら、最後はパクに逆転されたウィラチャンは、インスタートでアウトに折り返して1番から4連続バーディーなど、また爆発力をみせた。「今日はパターがよかった」といい、初めて最終組でマークセンと優勝を争うことに「(最終日に)雨が降ったらドライバーが滑ってコントロールしにくくなる。なので、優勝とかは言えません」と話した。

 同じく雨のことを話したのがマークセン。この日はアウト3つのパー5で2つ2オンするなど10番までに6バーディーを奪った。しかし、雨が降り出した後半は11番で「ドライバーが滑って」と右OB(ボギー)にしてから、ラッシュがストップ。雨がほぼ止んだ18番で1,2メートルを入れて6アンダーに戻した。「雨が降らなかったら、勝てる確率は80%」と、今季6勝目に自信を見せ、雨が降ったら「うーん、確率は少し下がる」と肩をすくめた。ちなみに最終日の天気予報は14日夕方時点で曇り一時雨になっている。

 雨が多かったコマツオープンで、ウィラチャン、マークセンを破って日本初優勝を挙げたパクは好調を維持しているようで「調子OK。パッティング、グッドね。ドライバーはOK」と片言の日本語を交えてアピールした。この日奪った6バーディーはすべて2~3メートルと言葉を裏打ちしている。「今週も頑張って、ハッピーね」と、こちらも2試合連続優勝を視野に入れている。