「２日間大会の帝王」と呼ばれた真板潔（５８）が、称号復活を目指す。「頑張りました。もうちょっとパターが入ってくれたらね」と、５アンダーにもちょっぴり不満そう。１６年にはこの大会を含めて３勝、昨年は開幕戦ノジマを制したがいずれも２日間大会だった。
ノジマの後、左ひざ、左手首など故障が続いて「ドライバーが思うようなところに打てていない」と、低迷していた。「まだごまかし、ごまかしですけどね」と、故障と付き合いながらのツアーになっている。それでも、８番パー５では右９メートルに２オンしてイーグルを奪い、１１番からは４連続バーディーを決めるなど「雰囲気」は出てきている。首位に２打差の好位置に「一昨年なら『よっしゃー』ってなったけどね。今はまだ自信ないです」と、気持ちはまだ「全快」とはいかないようだ。