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シニアツアー

〈コマツオープン・ 1R〉金鍾徳が連覇に向けて6アンダー3位

2018年08月30日

 昨年優勝の金鍾徳(57=韓国)が連覇に向けて6アンダー3位につけた。スタート1番パー5(515ヤード)で残り230ヤードの第2打を5番ウッドで手前7メートルにつけてイーグルをもぎ取った。「このコースは韓国のコースと同じ様な感じだし、今年はラフが短いから回りやすい」という。10番では10メートルを沈めるなどこの日は1イーグル、4バーディーにまとめた。

 クラブハウスのロビーからロッカールームへ向かう廊下に、歴代優勝者を紹介するボードが立っている。もちろん、金のボードもあるが、目の付け所が違う。「この大会、(小松CCで)12回目? 優勝者は全部違う人。2回勝った人がいない。連覇できるかはわからないけど、まだ2日間あるから」という。昨年は最終日にコース記録(当時)に並ぶ9アンダーをマークして、マークセンとのプレーオフに持ち込み、優勝を果たした。その再現が浮かぶ。

 今年もイ・ヒスク夫人がキャディーを務め、コース近くの温泉ホテルに泊まっている。「日本はおいしいから奥さんの楽しみは食べることと温泉。私も温泉に入って疲れをとるね」と、温泉効果で逆転を狙う。