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シニアツアー

〈コマツオープン・ 1R〉平石武則「阿蘇越え」ならずも7アンダーで2位

2018年08月30日

 平石武則(58)が「阿蘇越え」ならずも、7アンダーで2位につけた。雷雨にためスタート前に中断。3時間10分待たされた後のインスタート10番で1.5メートルにつけてバーディー発進した。「今日はショットがすごい」と自画自賛したように、12番で3パットのボギーにした後、13番1.5メートル、14番2メートルにつけ、15番では残り180ヤードの第2打を1メートルにつけて3連続バーディー。「今日は130~140ヤードぐらいがピタリと寄ってくれて、フェアウエーウッドもピンに向いてくれたからね」と、振り返った。

 イン18番も取って折り返し、アウトは4バーディー。この時点で、熊本・阿蘇シニア初日に8バーディー、1ボギーの65を超える、9バーディー、1ボギー。最終9番(448ヤード)で右ラフに入れて第2打も210ヤード以上残し「自分の飛距離では届かないので、手前から寄せワンを狙ったんやけど」と、パーパットはカップをなめたがボギーにして、スコアでは熊本・阿蘇と並んだ。

 15年日本シニアオープン優勝の3年シード権が今年で切れる。「今200万ちょっと(244万円=賞金ランク46位)やろ。シード維持するには稼がないと。賞金も高いし」と、賞金シード権がとりあえずの目標。77年夏の甲子園優勝の東洋大姫路のレギュラー。暑さには強い?「あのころはこんな温暖化していなかったからそんなに暑くなかった。今日はしんどかった」と苦笑いした。