第2ラウンドも「4番・サード原」というアナウンスが流れ、1番ティーグラウンドは一瞬、野球のスタジアムに変化した。大勢のギャラリーが見守る中で、ホームラン級のティーショットを放ったのは、大会特別顧問を務めるアマチュアの原辰徳氏。「1番ホールはいいボールで出て行くことができたけど、2番ホールからね・・・まあ、明日は真ん中に行ってくれるかもしれないからね」とスタートを振り返った。期待を背負った出場だけに、この日86ストローク、トータル20オーバーは悔しい結果となった。
「甘いね。こんなもんですよ。ベストは尽くしたけれどリズムに乗れなかったです」と残念がった。プロ野球選手とプロゴルファーの戦いは、明日いよいよ最終日を迎える。「体力は大丈夫だと思います。あとは技術ですよ」。
原氏は大好きなファンケルクラシックを、プロスポーツ選手として笑顔で最後まで楽しむつもりだ。