「今日のプロアマ大会は、ある意味、試合での優勝争いよりも緊張しました。始球式なんてしたこともありませんでしたし、大会会長それに原辰徳さんと同組だなんて、ドキドキものですよね」。昨年大会覇者である米山剛は、1番ホール1組目にスタート。
「偉大な方々とのラウンドでしたが、優しく接して頂いて和やかな雰囲気でプレーできました。思い切り緊張したお陰で、明日からの大会3日間はリラックスして回れそうです(笑)。(シニアツアー初優勝から)もう一年経つなんて早いですね。ショットもアプローチの調子も上向いて来ましたし、パットが入り出して来たので、優勝争いに加われるように頑張ります」と米山は意気込みを語る。
今週は神奈川県足柄市の自宅から開催コースへ「通勤」する。いつも馴染みにしているゴルフ練習場のメンバーらが「大会2連覇」目指す米山の応援に大挙押し寄せるという。
「狙って勝てる選手なら、何勝もすでに挙げていますよ。僕はそんな選手ではありませんから、とにかく好位置で最終日を迎えられるようにしたいです」。
自身初の大会連覇に向けて、謙虚な言葉を語った米山。明日の大会初日は1番ホール9組目、午前9時20分スタート。倉本昌弘、鈴木亨と同組だが、今日ほどの緊張感は覚えず、リラックスゴルフで好スコアマークを目指す。