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シニアツアー

夏の風物詩、ファンケルクラシックが8月開幕!サプライズゲストも登場

2018年07月23日

今年で18回目を迎えるファンケルクラシック。夏の風物詩となったイベントは、2万人を超えるギャラリーが来場する。開催まで残り一ヶ月を切るなかで、サプライズゲストが登場し、今年のファンケルクラシックへの見所が出場選手を代表して伝えられた。

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主催者である池森賢二ファンケルクラシック大会会長は、「昨年大会は、シニアツアー史上初となった5人のプレーオフがありました。最後の最後まで、シニアプロの技を見せてくれて、大変盛り上がった大会になったのは記憶に新しいところです」と穏やかな表情で振り返った。さらに「今年は嬉しいお知らせがあります。かねてより出場をお願いしていた読売巨人軍前監督で大会特別顧問を務める原辰徳さんが、アマチュア枠で初参戦することが実現します」という内容が伝え、サプライズゲストとして本人が登場した。

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原氏は元気なシニアを代表する1人で、昨日(22日)還暦を迎えたという。「今までは8月というと、野球のペナントレースを戦う佳境シーズンではありました。監督を離れサポート役に回った2年前くらいから、池森大会会長より『出場しないか』とお誘いをいただいておりましたが、我々還暦世代のヒーローがそろうプロゴルファーの試合で3日間戦うことは、体力の維持や技術も自信はありません(笑)。しかし、わが師である池森会長の命を受けて、野球界の代表として挑戦してみようと、決意しました」と出場の経緯を明かした。「出場するからには、ギャラリーのみなさんと精一杯楽しみます。東京ドームのファンも裾野へどうぞ!」と、大勢のギャラリーが会場に来てくれることを期待した。

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今年の大会ポスターでセンターを飾っている中嶋常幸は、ファンケルクラシックへの熱い思いを語る。「優勝してないのに、ポスターのセンターを飾っています(笑)。それは池森会長の期待の表れだと思っています。シニアに出始めた頃は、ツアー自体がなんだか厳しくて殺伐とした印象をがあって。『シニアは楽しくてもいいんじゃないかな』とのギャップに苦しんでいました。そんな中でシニアツアーの面白さを知ったのが、このファンケルクラシック。大会会長もギャラリーと一緒に楽しんでいる姿は、僕にとっても楽しく、50歳を越えてから、新しいゴルフの魅力を知った大会なんです」と、しみじみと当時を振り返った。そして「今年はさらに強敵が出場します!マークセン・・・じゃなくて、原さんです!プロたちは負けられないですよね」と話題にし、「プロゴルファー代表VS野球界代表」という見所もきっちりと伝えてくれた。

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歴代チャンピオンの室田淳は、ファンケルクラシックのベテラン選手だ。コースや攻め方も熟知している室田だが、今年は体調に少し不安があるという。「これまでの参加14回中、4勝することができて、ゴルフ人生の大切な1ページとなっている最高のトーナメントです。ギャラリーと一体になれる白熱した試合ですから、ぜひ観戦に来ていただきたいですし、ゴルフ以外も楽しい時間を過ごしてもらいたい。私は最近、腰痛でつらいときもありますが、腰が折れても、この試合だけは出たいんです。それくらい素晴らしい大会だからです」と、魅力を伝えた。元気なベテランシニアの手本、鉄人室田の戦う姿も楽しみのひとつ。

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ファンケルクラシック期間中には、さまざまなイベントが用意されている。無添加化粧品とサプリメントの体験ブースや、出場プロによるサイン会、プロ愛用品チャリティーオークション、動物と触れ合える「AOKIキッズパーク」などのコーナーもありゴルフファンのみならず、家族でも楽しむことができる。倉本昌弘選手兼会長は「並大抵の努力ではギャラリー2万人は達成できません。ファンケルさんが一丸となり、社員の方たちが朝からイベントを支えてくださっています。だから選手としては、強く熱いゴルフを魅せて、大会を成功させたいのです」と、イベントに携わるスタッフへ感謝の気持ちを伝えた。こうやって出場選手たちも、ファンケルクラシックに期待を膨らまし、いよいよ夏の陣へ挑む。大会開催まで、残り1ケ月になった。

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ファンケルクラシックは、3日間延べ1000名以上の地元を中心としたボランティアスタッフと共に、全国からファンケルスタッフが裾野に集結。たくさんのイベントが会場に用意され、家族みんなで楽しめる。 また、チャリティーイベントを通じて集まった募金は「ファンケルクラシック基金」を通じて地元の「裾野市」や「社会福祉法人 訪問の家」「国連WFP」の3団体に寄付している。今年は上記3団体に加え、「平成30年7月豪雨」の被災地への義援金として寄付する予定になっている。

暑い夏のシニアツアー、ファンケルクラシック。夏休みを利用して、ご家族でぜひ会場にお越しいただき、シニアの元気をパワーにしてください!

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