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シニアツアー

〔熊本・阿蘇シニア・1R〕3ラウンドで実に21アンダー 秋葉真一1打差4位スタート

2018年07月28日

 秋葉真一(53)が「2連覇」に向けて、1打差4位の好位置につけた。

 後援競技だった昨年は2日間15アンダーで制した。この日は6アンダー66をマーク。3ラウンドで実に21アンダーを記録している。「びっくりですね。このコースは自分に合っているのかな」と笑う。

 1番でグリーン左奥ながら1オンし、バーディー発進。5番パー5ではグリーン左奥に少しこぼれたところから「7、8ヤードぐらい」をチップインでイーグルを奪った。9番で取って折り返したが、10、12番でボギーにして「今年はだめかなと思いました」という。ところが14番で1.5メートルを入れてから4連続バーディー。一気に優勝圏内に浮上した。

 練習ラウンドでは加瀬秀樹に一緒に回ってもらって「アドレスと腰の位置がいい時とは違っている」と指摘された。前日のプロアマ戦では、今大会アマで出場している元巨人軍監督の原辰徳と同組で回って「ドライバーがひどくて迷惑をかけた」と苦笑い。「左には絶対行かせないように」とドライバーを替えて臨んだ。

 ツアーに昇格しての大会連覇は?「いいスタートにはなりましたけど、そんなに甘くないです。アイアンの縦の距離感とアプローチがよくない。ドライバーをフェアウエーに打たないと」。甘くはないが、連覇の可能性を残したことは大事にしたい。