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シニアツアー

〔シニアOP・1R〕距離感の合った白浜が、マイヤーと並んで初日首位スタート

2018年07月12日

「練習ラウンドでは、アイアンショットの距離感が定まっていなかったのですが、今日は地面が固まっていたから、少しずつ距離感がつかめてきたようです。良かった」と、午後スタートの白浜育男は、ほっとした様子だ。

ティーショットもフェアウェイを捕らえていたので、攻めやすく、コースマネジメントがしやすかった。前半9ホールは、1バーディー・ノーボギーで凌いだ。しかし、後半に入ると風向きが変わり、急にグリーンキャッチが難しくなっていったが、「グリーン周りのアプローチも、まずまず寄せられました。難しいグリーンですが、1メートルから1.5メートルの距離をきちんと入れることができたので、こういうスコアであがれました」と振り返る。第1ラウンドは、2バーディ・1ボギー、1アンダー71とし、白浜は久々の首位スタートを切ったのだった。

「良い感じでスタートできました。今日みたいな取りこぼしのないパッティングが出来ていれば、組み立てが出来ると思います。どちらにしても、パーオン率は低くなるので、アプローチとバンカーでいかにパーを重ねるかということになります」と、分析する。明日からの課題については、「セカンドショットやアプローチをどこにつけるか。距離感覚は思うようにはいかない。雨水がつけば、だいぶ飛ばなくなりますし、その辺の距離感覚をどうジャッジしていくのか。だから、ショートゲームも大事ですし、とにかく我慢の日になりそうです」と話した。

キャディを務める奥様のエールも大きな力に変えて、白浜はあと3日を乗り切りたい。