JGA主催「
第28回日本シニアオープンゴルフ選手権
」の第1ラウンド。選手は深いラフやグリーンに悩まされ、スコアメイクが難しくなっていた。初日1アンダーで首位に立ったのは、白浜育男(59)とグレゴリー・マイヤー(56)の2名。1打差3位には、伊澤利光(50)、川岸良兼(51)、渡辺司(61)ら7名が続く。シニアデビューを飾った谷口徹(50)は1オーバーの10位。大会3連覇を狙うプラヤド・マークセン(52)は、3オーバー19位タイにつけている。
2年連続シニアツアー賞金王のマークセンが、渋い顔をしてホールアウトしてきた。10番ホールスタートのマークセンは、出だしのティーショットを曲げてボギー発進。続く11番パー4は、バーディーで挽回するも、前半だけで4ボギー・2バーディーとスコアを落としていた。「ティーショットでフェアウェイの狙いところに落としても、セカンドショットでボールに泥がついていて、コントロールショットができないのです。全体的には良いコースですよ。だけど、今日は泥のことだけが気になって・・・それだけが残念」と、表情を曇らせた。
それでも3連覇がかかる大会だけに「あと3日間ありますからね。チャンスはある。時間をみつけて、北海道のとうもろこしを食べて、お土産のメロンも買いにいきたいですね」と、マークセンは気持ちを切り替え、いつもの笑顔を見せた。