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シニアツアー

〔シニアOP・前日〕日本プロ覇者の谷口がシニアデビュー戦「いつも通りにやればいい」

2018年07月11日

今年2月に50歳を迎えた谷口徹。さらに、5月の日本プロゴルフ選手権大会では、50歳92日で日本プロ3勝目をあげ、節目となるレギュラーツアー通算20勝をマークした。その後も精力的にツアーに参加する中で、谷口はさまざまなタイミングが重なり、公式戦である「日本シニアオープン」にエントリーをすることになったのだ。

同一年で、「日本プロ」と「日本シニアオープン」のレギュラー・シニア公式戦W優勝を達成した先輩プロは未だいない。谷口には、新しい歴史の1ページをつくるチャンスがやってきている。

谷口はこの数日、先輩プロたちと和気藹々と練習ラウンドをこなしてきた。「シニアデビュー戦でも、メンバーはそんなに変わっていないです。いつもと変わらない。だからいつもどおりやれば」と、周りを見渡した。「レギュラーツアーはわかるけど、シニアはどういう感じでプレーしているのか、その辺はまだわからないですね。レベルがどのくらい高いのかもわからないので・・・」と印象を話す。

ニドムクラシックで開催されていた「日本マッチプレー」では、1999年と2000年に決勝敗退しているが、今年こそはいい流れを掴んでおきたいところ。「グリーンも大きくないので、うまくフェアウェイをキープしていかなければいけない。ドックレッグホールもあり、こんなに狭かったかなという印象です。あの頃と比べて木が大きくなっているので、狭く感じるホールがありますね。とにかく、臨機応変にやっていきたい」と、谷口は新しい挑戦に期待をかけていた。

今年の日本プロ覇者谷口徹が、いよいよシニアデビューを飾る。