スタートホールから3連続バーディーのロケット発進を遂げた倉本昌弘。通算7アンダーまで一気にスコアを伸ばしたものの、その後は勢いが落ちた。
「パットが入りませんでしたね、全然。(3連続バーディーは)OKの距離ばかりでしからね」。
パットが決まってさえいれば、二桁アンダーパースコアはマークできたとし、「Pちゃん(プラヤド・マークセン)くらい入れば。Pちゃんも入っている方ではないけど、あれくらい入れば10アンダーくらい楽勝です。仕方ない、明日頑張ります」と不振のパットを悔やんだ。
明日の最終日は最終組でスタートティーに立つ。首位を走るPちゃんとは3打差の3位タイだけに爆発スコアを叩き出すしか逆転Vチャンスはない。
「コースの状況は素晴らしいですし、良いスコアを出してくださいといわんばかりのコンデイションなのに中々良いスコアが出せていません。何とか頑張ります。難しくてスコアが伸びない状況であれば、僕にもチャンスがありますけど……チャンスないかな~」。
弱気のコメントを口にしたが、好調なショットでチャンスを作り出す道がまだ残ってはいる。2014年シニア賞金王のプライドを賭け、首位マークセンに挑む。