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シニアツアー

<スターツシニア>シニア3戦目を迎えた注目のルーキー、西川と小達

2018年06月07日

台湾で開催された5月の富邦仰徳シニアでシニアデビューを飾った西川哲(50)。先週のすまいーだシニアを終え、今回がシニア3戦目となる。「初戦のスタートは、実は緊張しました。徐々に慣れていこうとしているわけだけど、調子の波がだんだん良くなってきたように感じています」と、安堵した様子だ。コース攻略については「ティーショットをミスすると、ボギーになりやすい。だから、あせらずにやりたい。後半16番ホールがキーホールで、流れがぐっと変わってくると思います」と話す。

「ジュニア、レギュラーツアーと一緒に戦ってきた先輩プロが多いので『やっとシニア入りしたな』とか言われるくらい、皆さん顔なじみです。試合中にも、話しのできる雰囲気を持つ、魅力あるツアーです」と、居心地もよさそうだ。「目標は優勝!といいたいところですけどね。良くなっているので、このまま自信の持てるゴルフができたら、上位で争えるはず」。トレーニングをこつこつと重ねているシニアルーキー・西川が、いよいよ成果をみせてくれそうだ。

 

こちらは、デビュー戦のノジマシニア(28位)、すまいーだシニア(65位)を終え、やはりシニア3戦目を迎える小達敏昭(50)。「シニアツアー、すごいですね。なにがすごいかって、プレーが速い!技術はすごい!体力もある!んですよ」と、感嘆した。ツアー初優勝を飾ったヨネックスオープン広島から、すでに25年が経っている。「久しぶりに新鮮な気持ちなんです。25年ぶりかな、ワクワクする気持ちで、気分が引き締まる。50歳になって、ツアープロをリセットさせてもらうだなんて、幸せなことです」と、小達は喜びを感じていた。

300ヤードを越える豪快なドライバーショットが、小達の真骨頂。シニア入りするまでに、トレーニングを重ねて、体幹を鍛え、ショットの安定感を作り上げてきた。「でもね、シニアで飛ばしは、あまり武器にならない。だけど、夢を与えたいんです。シニアでも300ヤード出せるって、スポーツに夢があったほうがいい」と、目を輝かせる。さらに「この大会コースはね、広いしね、攻められる。毎ホール、チャンスがある。今回は期待してくださいよ!」小達は、にやりと微笑んだ。

シニアルーキーたちの本気度も高くなってきた。