飯塚信太郎（50）がシニア2年目で最高の2位に食い込んだ。この日は7バーディー、１ボギーの66をマークして前日15位から急浮上した。最終18番では池の手前まで第1打を飛ばし、第2打でピンまで12メートルほどのグリーンエッジに運んだ。パターで寄せたが2メートルほどショート。「優勝争いでしたし、しびれました」と言いながらも、これを沈めて通算10アンダーでフィニッシュした。
現在、千葉・ＣＰＧＣＣの支配人を務めており、ほとんど練習もラウンドもできていないという。「ですから、今回は上出来もいいところ。ほかの皆さんには申し訳ないんですけど、だめもとなんで恐怖感がないからガンガン行けるんです」と笑った。今大会はカート使用ができなかったため、歩きでのラウンドだったが「歩いて回ったのも何年振りかなあ」と話した。
支配人業が忙しかったため「あまりにゴルフをやらないんで、ゴルフ場の会長から『ＱＴに出てこい』と言われたんです」と予選会に出場し、最終予選会で28位になってこの大会の出場権を得た。
「仕事があるんで、月イチぐらいのペースで試合に出られたらいいんですけど。ゴルフだけだと苦しくなるから、他のこともやっている方がいいんです」と、支配人とツアーを自分のペースで両立していく。
