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シニアツアー

<すまいーだカップ・1R>西川哲「国内デビュー戦」は4アンダー68、首位と3打差

2018年05月31日

 西川哲(50)がシニア「国内デビュー戦」を4アンダー68で回り、首位に3打差の13位につけた。「シニアの雰囲気は思っていた以上にいいです。ほとんど知っているし、みんな優しいし」と笑顔を見せる。

 雰囲気の良さだけではなく、2番で16メートルのロングパットが入る「偶然の一撃」で気持ちも乗った。2週前の富邦仰德シニア盃(フーボン・ヨウトク シニアカップ)で25位のシニアデビュー。「まだ2戦目で、試合慣れしていない」というが、6、15番のパー5では第3打でOKにつけ、11,13番では4、5メートルのパットを沈めるなど5バーディーと、見せ場を作った。

 頸椎と肩を痛めてしばらくゴルフから遠ざかっていたが「去年、シニアに出ようと決めて、ストレッチから始めた。準備運動に進んで、ダイエットをして」と少しずつデビューに備えてきたが、冬のラウンドと練習で2度肉離れを起こして「打ち込みの予定が遅れた」という。寒い日本を離れ、米ロサンゼルス、オーストラリアで2度の合宿を行って、5月デビューに間に合わせた。

 「まだ飛距離が戻っていないけど、この年では急には戻らないのがわかった。課題にしてやっていきます」という。それでも「スコアをまとめる」感覚は取り戻しつつあるようだ。