6アンダーで2位につけた久保勝美(55)は「もっといけたかなあ。前半はイーグルパットをショートしたし、後半は16パットで2アンダー。まあ、いいのも入ったからプラス、マイナス、ゼロ、ですかね」と解説した。
今季は「実はアイアンで好きな顔のものがあったので、軽いシャフトを使ってみたかったこともあっていろいろ替えて使っていたんですけど、だめでして」と、これまでツアー3試合では違うシャフトのアイアンを使い、距離感がどうしても合わなかったという。先週、2日間のプロアマ大会で元のアイアンに戻したところ優勝。今回も昨年までのアイアンで、初日はボギーなしの好スコアに結び付いた。
「とにかく安全策。ピンが左なら右、右なら左って感じで広い方へ打っていった。いいラインについたのが入ってくれた」と振り返る。4メートル前後のバーディーパットを3発沈めるなど、安全策は功を奏した。「3試合悪かったんで、ここから何とか上位でやりたい。優勝争い、したいですよね。あのドキドキ感がいいんです。順位が悪いとどうしても雑になっちゃうから」と、今季再スタートの大会と位置付けている。