山添昌良(50)がシニア2勝目に向けて好スタートを切った。「今日はすごいナイスプレー」とほめる。3番で大ピンチ。第2打でグリーンオーバーし、ロブショットで何とかピン2.5メートルにつけ、これを沈めてパーでしのいだ。4番で「ピンの奥、17、18ヤードぐらいの下りが入って」と、波に乗った。7番から3連続バーディー。15番パー5(534ヤード)では228ヤードの第2打を4番アイアンで2メートルにつけるイーグルなど、6アンダー66をマークした。
開幕戦金秀シニアでシニア2年目の初優勝を飾った。「勝ったことで気持ちの上ではすごく自信につながっている。迷いがなくなりました」と、いい方向に向かっている。このコースは「好きなコースですね。ちょっと狭かったり、打っていくのにイメージしやすい」という。
不安があるとすれば、ドライバー。「飛んでいないんですよ。最近になって振れていない。アイアンがいいのですが」と、話した。残り2日間は「目の前のホールをこなしていくだけ」と、無欲で臨む。