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シニアツアー

<富邦仰徳シニア杯・FR>マークセンが初代チャンピオンに輝く!シニア9勝目

2018年05月20日

初代チャンピオンに輝いたのは、昨年PGAシニアツアー賞金王、タイ出身のプラヤド・マークセン。今季初優勝で、シニアは通算9勝目をあげた。2位の盧建順には、じりじりと差を詰められていたが、1打差を残して、見事優勝杯を掲げたのだった。

「今日は2アンダーか3アンダー出せば自分は勝てると思っていました。16番で盧さんとは1打差。でも17番、18番ホールは難しいから、パーセーブしていけば大丈夫と思っていたのです。でも18番で、盧さんがティショット左ラフに入れて、安心していました。私は2オン。20ヤードのファーストパットを1メートルショート。そこからのセカンドパットも外してボギー。最後のパットはミスパットだったけど、3パットでも勝つことができました」と振り返る。

 同組で弟分のウィラチャンとも最後まで接戦を繰り広げたが、「集中してパッティングを決めましたからね。まだ負けませんよ」とマークセンは兄貴としてのプライドを守り、微笑んだ。

 今年も日本のレギュラーツアーとシニアツアーを主戦場にすると話したマークセン。来週は全米プロシニア出場予定で、今夜シカゴに向けて出発する。

「初めてのコースで、どうなるかまだ予測できません。アメリカのツアーでは、チップショットとパットが大事になってくると思っています。海外メジャーの試合が、ほんとうに楽しみ。精一杯戦ってきます」。