７７歳、謝敏男。第２ラウンド（７６ストローク）、最終ラウンド（７７ストローク）と連日エージシュートを達成した。シニアツアーでは、２０１４年のいわさき白露シニアゴルフトーナメントで２度達成しており、自身４度目の快挙となった。グランド・ゴールドやシニア後援競技といったＰＧＡ競技を含むと、通算１５回。しかし、本人曰く「あまり日本では試合に出ていませんからね、台湾の試合を含むと７０～８０回くらいかな」と、さらりと触れただけ。それでも、シニアツアーの中で達成できたことについては「もう、私はスーパーシニアよ（笑）。７０００ヤード近い、長い距離だからね、５０年以上知っているコースでも、マネジメントが大変。３オーバー、４オーバーで回れたら合格。これくらいの暑さは、いつもどおりですよ。こうしてツアーにまだ出られて幸せです」と大会を終えて、安心した様子だった。
来週は、神奈川にある箱根湖畔ゴルフコースで行われる「関東プロゴルフゴールドシニア選手権大会」に出場予定だ。「久々に日本の試合に参加するよ。昔の仲間と一緒にゴルフできることが本当に楽しみです」と話した。表彰式では、エージシュート賞として、大会から４万元が贈られた。「いい試合でしたね。みなさんのおかげで、大会は成功しました。また来年、選手のみなさん台湾に来てください」。謝は、最後まで台日ゴルフの友情を願い、感謝を言葉であらわした。