スーパーアマチュアの存在が際立った第2ラウンド。期待の新生、台湾出身のアマチュア王偉軒。18歳、高校生。抜群のスタイルを備えており、台湾のタイガー・ウッズいわれるほど、ジュニア時代から活躍が注目されている。ドライバーの平均飛距離が330~340ヤードで、本大会で設定している360ヤード前後のパー4ホールでは、もちろんドライバーで1オンを狙い、周囲を驚かせている。
初日は、イーブンパーで21位。スコアを伸ばせなかった理由は、大会前日に、練習ラウンド9ホールをこなした後、プロアマで18ホールラウンドを回り、あわせて27ホールもプレーしたことが影響。翌日に疲れが残ってしまい、思うようなショットができなかったようだ。
第2ラウンドは、プロを凌ぐプレーで、1イーグル5バーディー、1ボギーとスコアを6つ伸ばし、トータル6アンダー3位に浮上した。「優勝とか、そういうことは考えていないです。最終日のゲームも、アグレッシブにプレーします。どんな結果になるか楽しみです」と、王は堂々と成長の兆しをみせた。