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シニアツアー

<富邦仰徳シニア杯・1R>久々の試合に喜びをかみ締める陳志明が6位。地元林口を愛し50年

2018年05月18日

林口のコースに所属して50年以上。その間、台湾と日本のゴルフトーナメントに出場しながら、両国のゴルフ関係を結んできた。そうして「今日こうやって日本のシニアトーナメントを、ホームコースで開催できるなんて、夢のようです」と陳志明(65)は話した。

1番スタートホールで30センチのバーディー。8、9番と1ピンの距離につけて連続バーディーを奪い、前半で3つスコアを伸ばした。後半は2バーディー2ボギーでスコアこそ作れなかったが、久々の試合という雰囲気に、勝負勘も戻ってきた。3アンダー69は6位タイと好スタートを切った。

 

コースを熟知する陳は「とにかくグリーンの芽が難しい。日本のベントとは違うのです。ティフトン芝は、昔のフェニックスや大京オープンで経験した選手もいるはずです。難しいコンディションなので、手こずる選手も多いはず。だけど、私はこのグリーンの攻略法をわかっています。あと2日。日本でシニアツアーに参加しているような緊張感を忘れず、楽しみたい」と、久々の参加に、喜びをかみ締めていた。

昨年9月に定年を迎え、コースの所属は離れているが、「林口でずっとゴルフを楽しく続けていきます。試合はもう十分かな」といいながら、「チャンスがあれば、日本のグランド・ゴールドという試合へ、仲間に会いにいきますよ」と笑顔をみせてくれた。