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シニアツアー

<富邦仰徳シニア杯>西川哲シニアデビュー「どこまでできるか頑張ってみます」

2018年05月17日

 今年5月2日に50歳の誕生日を迎え、富邦仰徳シニアでシニアデビューを飾る西川哲。レギュラーツアーでは、91年マルマンオープン、93年マンシングウェアカップ、95年日経カップと3勝を挙げており、今季はシード選手として参戦する決意をした。

 「僕が若いときに、ちょうど戦っていた先輩たちの知っている顔ばかりで、緊張というよりも、安心できる雰囲気でしたよ」と、ツアーの第1印象にほっと胸をなでおろす。

 「1年前からシニア入りを意識して、少しずつトレーニングを増やしたりはしていました。だけど、体が思うように動かない(笑)。29歳と30歳、39歳と40歳では、あまり体力的にも差がないですけど、49歳と50歳ではね、これがいろいろと違ってくるんですよね」と、少々困惑した表情。それでも「節目を迎え、新しいことに挑戦することは楽しい」と、試合目前に嬉しさを隠せない。

 西川は「(シニアの)若いうちに活躍して、若手がシニアツアーを盛り上げられれば。倉本会長はじめ、先輩プロにもすでに若手ということでいじられていますが(笑)。それだけ、期待も込められている。だから、今シーズン全力でやってみて、シニアで新しい発見をしたい」と、台湾でのシニアデビューを待ち望んでいる。