グレゴリー・マイヤー(56)が6アンダーで首位発進し「今度こそ」の優勝を目指す。「何とかよかった感じ。朝、練習場で構えや方向のフィーリングがよくなくて、パッティングもちょっとおかしかった。コースに行ったらまた違うかなと思って出た」と、心に違和感を抱えながらスタートした。
いきなり第1打を左に曲げ、第2打もグリーンを外したが、パーをセーブして気持ちが落ち着いたという。2番で1.5メートルを入れてバーディーが先行した。「開幕戦(金秀シニア)ではパー5で4オーバーした。今週はパー5で気を付けてやろうと思った」といい、3つのパー5でバーディーを奪った。
オフは1月末に寒い中でゴルフをして股関節を痛め、1カ月ゴルフができなかったが、好きなコースで好スタート。「きれいなコースでグリーンが速いから好き。去年は最終ホールで3パットしてプレーオフに残れなくて悔しかった。明日は無理しないで思った通りのゴルフをしたい。太平洋シニアに勝った(2014年)のが最後の優勝にならないように、また勝ちたいですね」と、流ちょうな日本語で意欲を見せた。