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シニアツアー

【ノジマチャンピオン杯・前日】シニア2年目のシーズン、川岸は優勝を目指す

2018年04月18日

昨年のノジマチャンピオン杯でシニアデビューを飾ったのが川岸良兼(51)だ。かつては怪物と呼ばれ飛距離が持ち味のゴルフで名を馳せた。シニア入りして周囲からは、「優勝」という期待がかかったデビュー年は、惜しくも優勝を逃してしまい、シニア初年度は賞金ランキング17位で終えたのだった。だからこそ、川岸には「今年こそは」という強い野心がある。

「先週のシニア開幕戦はボロボロでして(71位タイ)、さすがにジャンボさんにも怒られました。昨年のこの大会でシニアデビューした訳ですが、先輩方に挨拶しまくったことばかりが印象にあります(笑)。なかなか優勝のチャンスもつかめずに、必死に終えた年でした。シニアツアーのいい緊張感や雰囲気も大体わかってきたところ。今年も素晴らしいコースコンディションですし、飛距離がアドバンテージになることも明日からの戦いが楽しみです」と、たっぷりと練習を終えた川岸は、大きな笑顔をのぞかせた。

 川岸のオフシーズンには、しっかりと練習も積んで、自信もつけてきた。開幕戦では、思っている以上のパワーが出てしまい猛省した。そして1年ぶりにノジマチャンピオン杯にやってきた。先輩方との練習ラウンドを通じて、川岸はこの一年分の成長を感じている。「チャンスもたくさんありましたが、優勝がつかめず、たっぷり悔しい思いをしてきました。だから・・・優勝します!よし、言い切りました(笑)」と、ハリのある声で、元気よく締めくくった。

 シニア2年目、川岸の新しい挑戦が箱根からスタートする。