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シニアツアー

【金秀シニア・1R】ゴルフをこうして出来ているだけでも本当に幸せですよ 池内は2アンダー8位タイスタート

2018年04月14日

「開幕戦でプレーさせて頂き、ゴルフをこうして出来ているだけでも本当に幸せですよ。スコアなんて二の次、三の次。健康一番だとつくづく思う」。

 2009年大会でシニア初優勝を飾っている大会歴代チャンピオンとして推薦出場した池内信治。コースとの相性の良さも手伝って、3バーディー・1ボギー70の8位タイでフィニッシュした。

 昨秋から体調を崩し、精密検査や投薬治療でこのオフはゴルフから遠ざかっていたという。3月にようやくクラブを手にすることができたものの、ラウンド回数4回でツアー最終予選会に臨まなければならなかった。練習不足は否めない。

「結局70位の順位になってしまったけれど、ゴルフが出来なくなるかも知れないという最悪の時期を考えたら、有り難いとしか言えない」と池内は胸の内を明かした。

 体への負担を減らすためウッドクラブのシャフト硬度をすべてSタイプにし、アイアンシャフトは軽量タイプにリシャフトする工夫を施して試合に臨んだ。

「若くもないから、クラブに仕事をしてもらうスイングにしましたよ。ミスショットが出ても当然出し、それを今日は、たまたまうまく拾えてのスコアです。明日もゴルフができる喜びを噛み締めながらプレーするだけです。もう、歯を食いしばってプレーする年齢でもありませんから、楽しむだけですよ」。一病息災。池内は楽しむゴルフをじっくり噛み締めている。