NEWS
シニアツアー

【金秀シニア・スーパーシニア・1R】出入りの激しいゴルフだったもののトップに立った初見

2018年04月14日

 65歳上のプロ8人、アマチュア8人の計16人の選手が出場した「ひやみかちスーパーシニア2018」初日で首位に立ったのは初見充宣、65歳だ。

「前半で2アンダーまでスコアを伸ばしたのは良かったけれど、その後は出入りの激しいゴルフになってしまったからね」と順位よりもゴルフの内容に少し不満を抱えてのフィニッシュとなった。

 2,4番ホールでのバーディー奪取後、6番ホールでOBショットによるダブルボギーを叩き、8番ホールでボギー、9番ホールではバーディーパットをねじ込み、前半は36のパープレー。後半に入って11番ホールのボギーを12番ホールでのバーディーで打ち消し、13番ホールでのボギーを17番ホールのバーディーでスコアを再びイーブンパーに戻す。初見の言葉どおり、まさに「出入りの激しい」で最終18番パー5ホールを迎えたのだった。

 2打目でグリーン手前65ヤードに運び、サンドウェッジでの3打目をピン奥4メートルに乗せる。「下りのストレートラインでした。グリーンが難しく、ミスパットでは入らない。きっちりストロークし、芯でボールを捕らえないとカップインしない。最後(のパット)は上手く打てました」。初夏を思わせる天候の中、初見は流れる汗を拭きながら、この日のゴルフを振り返った。

 終わってみれば6バーディー・3ボギー・1ダブルボギーの71。1アンダーでスーパーシニアの部、単独首位に立った。明日は初優勝のチャンス。「スーパーシニアのデビュー戦ですから、一生懸命にプレーするだけです」と初見。

 同組でラウンドした須貝昇は前大会(2016年)のディフェンディングチャンピオン。初見とは1打差・2位の好位置に着けている。「明日も最後まで一打を争う試合展開になれば楽しいと思う。最後の結果はどうなるかわからないけどね」と須貝。この日の最終ホールでバーディーパットを外しての2位。今日の借りを明日返せるか。初見と須貝のデッドヒートにも目が離せない。 

成績表は

こちら>>