第2組でペアを組んだ初出場同士のグレゴリー・マイヤー(57=米国)・久保勝美(56)組は、それぞれがプレーしてそのホールのいいスコアを採用するベストボール方式の第1ステージで、絶妙にかみ合った。
スタート1番パー5で、マイヤーがティーショットをバンカーに入れて「ほぼギブアップ状態」と救ったのが久保で、第2打でグリーンの近くまで運び、バーディーを奪った。3,5番で久保がパーを確定させた後にマイヤーがバーディーパットを沈め、6番ではマイヤーがトラブルも久保が1メートルにつけるなど、9ホールでなど6アンダーをマークして1位となり、2ポイントを挙げた。
後半のオルタネート方式では「2つのパー5で、私がミスしてボギーにしたのが痛かった」とマイヤー。JGTO、LPGA両チームに敗れて3位の1ポイントだった。
久保 ダブルスだとこんなに気持ちが楽なのかと思いましたよ。助けてもらえるのでね。前半は互いのミスをカバーしあえて、いいスコアが出せてよかった。
マイヤー おもしろかったけど、個人戦とは違うプレッシャーがあったね。でもいい経験になった。来年も出られるように、ツアーで頑張らないとね。
ダブルス戦のおもしろさを知った大会になった。