PGAチームが、2012年以来6年ぶり3回目の優勝を狙う。
今回のチーム構成は、賞金王
プラヤド・マークセン
(タイ)ほか
金鍾徳
(韓国)、
グレゴリー・マイヤー
(米国)と外国選手が3人、日本プロシニア優勝の
米山剛
、今季2勝を挙げてブレークした
山添昌良
、優勝こそなかったが2位4回など安定して上位をキープした
久保勝美
の6人。マイヤー、山添、久保が初出場になる。
第3組でマークセンと最強タッグを組む米山はJGTOチームの賞金王今平周吾・石川遼組と、LPGAチームの申ジエ・比嘉真美子組の強敵と第1、第2ステージとも対戦する。「レベルが高い組なんで、やばいですよ。今年の最後に一番緊張する試合になってしまった」と笑い「遼君とは初めて回るので楽しみです。個人戦よりはダブルスなので気が楽かな。PGAはまだ2回しか勝っていないので、何とかしたい」と話した。
第1組で先陣を切るのが金・山添組。2回目出場の金は「もうなんでもOKよ、大丈夫。ここはフェアウエーはきれいだしグリーンもいいし、シニアはティーも前だし」といい、初出場の山添は「先輩についていきます」と持ち上げ「出場できてホントうれしいです。相手は誰が来ても今年頑張った選手たちなんで強いから、考えずにベストを尽くすだけ」と話した。2人で作戦を立てたそうだが、内容は「秘密!」。本番で何をやってくれるだろうか。
第2組はマイヤー・久保組の初出場コンビ。マイヤーは「出場できてうれしいね。チーム戦でシーズンを戦った仲間と一緒にやれるのもいい。ハワイ生まれなのでこの寒さで体が回らなくて別人みたいになっているけど」と苦笑い。久保は「各ツアーの代表として、お祭り気分だけどPGAはまだ2回しか勝っていないので頑張りたい。助け合い、励まし合いながらいきますよ」と意欲を見せた。
試合は、いずれもダブルスで第1ステージがそのホールでも2人のスコアのうち、いい方を採用するベストボール方式、第2ステージが1つのボールを2人で交互に打ってスコアを争うオルタネート方式で行われる。PGAチームはペアリング、スタート順とも両ステージで変更せずに臨む。