タイ出身のプラヤド・マークセン(52)が、3連連続賞金王として、大会に臨む。大会前日の8日、PGA倉本昌弘会長から、今年の賞金王を記念するワイングラスが贈呈された。今年、タイの自宅に優勝カップやトロフィーを飾る棚を新設。幅10メートルほどで4段になっていて、世界各国で優勝した記念の品々が70個ほど並んでいるという。「今年で3つ目になりました。これも飾っておきます」と嬉しそうにグラスを持ち上げ、飲むフリで周りを盛り上げてくれた。ちなみに、お酒は飲めないので使ったことはないという。
大会では第1ステージ、第2ステージとも米山剛と組んでポイントゲッターとして最後の3組目にスタートする。両ステージとも、JGTOは賞金王今平周吾・石川遼組、LPGAは申ジエ・比嘉真美子組と手ごわい相手との対戦だ。「今年はJGTOチームも初参加の選手が多いので、経験がある私たちにも(優勝の)チャンスがあると思います。米山さんと力を合わせてうまくやらないと勝てない」と、3回目の優勝に意欲を見せた。
11月30日終了の米チャンピオンズツアーの最終予選で27位に終わり、上位5人までに与えられるフルシーズン出場権は得られなかった。来季も日本シニアツアーで戦うだけに「シニアツアー代表」として、この大会で今季の有終の美を飾りたい。