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橋野寿造(TCP-B)が2アンダーで初優勝【第14回ティーチングプロシニア選手権・FR】

2018年11月02日

橋野寿造(TCP-B)が1イーグル、3バーディ、1ボギーの68ストロークで回り。トータル2アンダーでホールアウトしクラブハウスリーダーとなった。その後後続の組のスコアが伸びなかったことから優勝が決定した。前日トップの高崎龍雄(54・TP-A)はトータル1アンダーで2位となった。

「友達から電話がかかってきたんです。レッスンの予約も入っていたんですが丁重にお断りをして出場を決めました」と欠席がでたことで現地ウエイティングにより急遽出場資格を得て初日のラウンドを2オーバーとして本日の最終日を迎えた橋野だったが。3番でボギーが先行し「パットがダメな時が多かったのでまたズルズル行くのかも」と思っていたが6番をバーディとしたことでトータルイーブンパーに戻しこれで気をとり戻し波に乗った。その後8番、9番でバーディが来ると「我慢をしていれば何とかなる」と思った矢先の10番では残り50ヤードの3打目を58度で直接放り込みイーグルを奪いガッツポーズも飛び出した。ターンをした後も「自分も伸ばしているから優勝スコアは4アンダーくらい行くだろうと思っていた」と優勝を意識することなくプレーを続けてきたが、「後半になるにつれて体が動かなくなってきた」と16番ではティーショットを左の林に入れてピンチを迎えてしまう。しかし「バンカーに入ってもいいから」と林の中から低いフックボールでバンカーに入れるも寄せて1パットのパーでしのぎトータル2アンダーでホールアウトをした。

シニア入り前は競技者としての実績はなく、「出たくて出たくてしょうがなかった」と2008年にシニア入りの年を迎えると予選会上位となり憧れのシニアツアーに出場。優勝は叶わなかったものの「約200万円の賞金をかせぐことが出来ました」と賞金ランキングも57位となった。2010年にも予選会上位となり再度シニアツアーで参加するも優勝の経験はなかった。

「毎年この大会には優勝したいと思っていましたが念願が叶いました」とレッスン活動は明治神宮外苑ゴルフ練習場(東京)とエイティワン倶楽部(千葉県松戸市)2箇所で展開しており「社長さんや生徒さんに良い報告が出来る」と優勝を喜んだ。