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シニアツアー

〔ISPSハンダカップ・前日〕世界ゴルフレジェンド「モンティ」ことモンゴメリーが参戦

2019年11月18日

 最終18番グリーン周りで、アプローチショットを繰り返すひときわ大柄な選手の姿があった。「ロンドンを旅立って昨夜、日本に着きました。さすがに疲れは少し感じてはいますが、ゴルフの感触は相変わらず良いよ」。身長185センチ、体重95キロのコリン・モンゴメリーは微笑んで見せた。今年からISPSインターナショナルアンバサダーを務めており、今大会に特別出場することになったという。

 7年連続の欧州ツアー賞金王やツアー通算54勝をはじめ、シニア入り後の2014、15年には全米プロシニアゴルフ選手権制覇を成し遂げ、世界ゴルフ殿堂入りも果たしているレジェンドだ。

 すでにレギュラーツアー時代に来日参戦した経験があり、2年前には成田ゴルフ倶楽部で開かれた米国シニアツアーのJAL選手権で日本での初優勝をすでに飾っている。19年は同ツアー賞金ランキング10位(11月11日現在)。インベスコQQQチャンピオンシップで優勝を遂げ、レギュラーツアー時代と変わらない活躍をしている。

「18番ホールとグリーンしかまだ見ていないけれど、コースメンテナンスが素晴らしい。本戦は天候に恵まれ、気温も20度前後だそうですし、絶好のコンディションになるらしいから楽しみだね。僕が日本で勝った時のコース(成田GC)の佇まいに似ているから、良いイメージを持って試合に臨めると思う」。グリーン周りでのチップショット練習で手応えを得たようだ。

「シニア入りしての飛距離?レギュラーツアー時代と全く変わっていないよ」

「試合への意気込み?もちろん優勝しかないよ。でなければ、わざわざ日本には来ないよ」



 モンゴメリーは自信満々に答え、最後はウインクをして見せたのだった。世界最高峰シニアツアーで活躍する選手のプレーが明日から2日間、生で見られる。第1ラウンドのティーオフタイムは1番ホール第8組目、午前10時3分だ。