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シニアツアー

【エリートグリップシニア/FR】途中まで夢を見させてくれた18番のバーディパット 河村 雅之は2位に終わる

2019年11月16日

 河村雅之(52)が、最後で3パットのボギーとして2位に終わった。「締めが甘いです」と反省。通算4アンダーで18番に来たときは、首位溝口が5アンダー。入れれば並ぶ。「10メートル以上あった。狙いに行きました。途中まで夢を見させてくれたけど、最後で左にちょっと切れてしまった」と、バーディーパットは2メートルオーバー。返しは「さっき左に切れたんで右に切れると思ったら抜けてしまった」と、外して2打差に後退した。

 広島の自宅を車で出て、キャディーを務める寛子夫人と車旅をしている。先週の茨城での富士フイルム後は、福井を回ってきた。「カニ5杯を買ってきてホテルで食べてきた」と、英気を養いながらだが、今回は最後でシニア初優勝のチャンスを逃した。

 「でも、鳴尾GCをアンダーパーで回れるなんて、上出来です。最後にやらかしたのは悔しいですけど、仕方ないです」と切り替える。今度は、最終戦のため埼玉県に向かう。約1カ月の車旅だが「(2位で)赤字にならずに済みました。ゴルフの調子は良くなっているので、最終戦、頑張ってみます」と、最後は笑顔になった。