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シニアツアー

【エリートグリップシニア/1R】渡辺 司が3アンダーで首位 4年ぶりのツアー優勝を目指す

2019年11月15日

 3アンダー67で首位に並んだ渡辺司(62)は「僕の中ではナイスラウンド。耐えるところは耐え、少ないチャンスを生かした」と、振り返った。

 朝の練習場に、クラブを3本持って行った。「スタート前の練習場は練習するのではなく、準備運動。3本持って行ったのがよかったかな。いつもは1本だけで、ドライバーが一番」と、いつも以上にボールを打ってスタートした。2番でグリーン左に外して「10メートル以上あった」アプローチを入れてバーディー先行。「3番から我慢したけど、8番で限界が来て」とボギーにしたが、インに入って11番で6メートルを入れるなど3バーディーを奪った。

 このコースのおもしろさは?「いろんな意味で、技量、心を試される。ティーショットからグリーンン上まで、コースが『できますか?』と問いかけてくる。ゴルフ場が本来持っていたものを思い出させてくれる感じ」と、印象を話した。

 「このコースでいいプレーができると、夕飯がおいしく食べられる。でも、明日は分からない」という。最終日にやることは?「きょうを同じことをやるだけ。ピンに向かう、逃げるのメリハリをつけてやりたい。ゴルファーの賞味期限が切れているので、数少ないチャンスにやれることをやる」と、4年ぶりのツアー優勝を目指す。