バリー・レーン(59=イングランド)は通算9アンダー3位に終わり、連覇はならなかった。それでも「大会を通じていいラウンドができた。今日は(ウィラチャンに)差をつけられてのスタートだったので、いいプレーをしても追いつけなかった」と総括した。
10番で1メートルにつけて、この日3つ目のバーディーを取って追いかけたが、12番でラフに入れてミスショットからボギーにしたのが痛かった。13番で5メートルを入れて取り返したこのの、その後は「パーオンしてもチャンスという距離に乗らなかった」とここまでだった。昨年は10アンダーで優勝。「9アンダー、1つ足りなかった」と笑い「ディフェンス姿勢でいいゴルフができて、トップ5に入れたのはよかった」と話した。
昨年乳がん手術をしたカミラ夫人と一緒に来日していた。「いつもは試合ではキャディーをしてもらうけど、大病の後なので今回はギャラリーでエンジョイしていた。そういう妻の姿を見るのも楽しかった」と、日本を満喫した様子だった。