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シニアツアー

【富士フイルム選手権/2R】期待の新人・深堀はなんとか6位に踏みとどまる

2019年11月08日

  首位でスタートした深堀圭一郎(51)が、いったん崩れかけたゴルフを「このやろう」と思いながら立て直し、なんとか6位に踏みとどまった。

 序盤に短いバーディーパットを外して「流れに乗れない、重たい展開になってしまった」。迎えた7番。右の林に入れ、木の間を抜いて出そうとしたが「最後の枝に当たって」とラフへ。奥に3オンしたが、そこから3パットのダブルボギーになった。「あそこをしっかり5で上がっていたら…。ゴルフのIQが低かった」と悔やむ。その悪い流れを引きずって9番でボギーとし、バーディーを取りやすい10番パー5でもフェアウエーから第2打が低いフックになって、コースの木に当てて、ボギーに。「ここでカチンと来ましたね。その後は腹の中で『このやろう』って言いながら打っていました」という。 

 

 後半は徐々にIQが回復した?「はい、上がってきました」。15番で13ヤードをチップイン。最終18番パー5では10メートルに2オンして、終盤2バーディーでなんとか踏みとどまった。「ウィラチャン選手が8アンダーを出したように、ぼくも前半9ホールをいい流れでできたらと思います。あすは、前半勝負」。まだあきらめていない。