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シニアツアー

【富士フイルム選手権/1R】4アンダー2位のマイヤーが優勝したい理由

2019年11月07日

 首位に1打差2位につけたグレゴリー・マイヤー(58=米国)は「この試合は大事になる」と強調した。「去年出て楽しかった日立3アーズに、また出たいから」というのが理由のようだ。この大会までの賞金ランク上位3人は今年12月の日立3ツアーズ「PGAチーム代表」に決まる。理由はもう1つある。「海外シニアメジャーに行きたい」。来年の海外シニアメジャーに出場できる賞金ランク上位(全英シニア2位、全米プロシニア、全米シニアオープン各4位まで)に入りたい。そのためには「優勝したい」。

 「最近スイングに迷っている」といいながらも、前半は2バーディー、2ボギーで折り返した。「後半になって気持ちを入れ替えてやれた」と、10番で2メートル、12番では10メートルを入れて調子が出て来た。17番で5メートルを入れ、18番パー5では第3打のアプローチを1メートル弱につけて連続バーディーで上がった。

 「思ったよりいいスタートになった。この大会は雰囲気が好き。コースが変わっても、上位に行ける」と、最近では15年3位、17年3位、18年7位。大会に自信を持っているのが、強みだ。