「富士フイルム シニア チャンピオンシップ」の第1ラウンド。初日トップに立ったのは、6バーディー1ボギーの67をマークした深堀圭一郎(51)。1打差2位の5アンダーには、グレゴリー・マイヤー(58)、金鍾徳(58)、タワン・ウィラチャン(52)が続いている。前年覇者のバリー・レーン(59)は3アンダーで首位に2打差の5位タイ。現在賞金ランキングトップを快走しているプラヤド・マークセン(53)は2アンダー8位タイ。
上位には外国勢がひしめくなかで、3アンダー5位タイにつけた尾崎直道(63)、篠崎紀夫(50)、そして2アンダー8位グループには、日下部光隆(50)ら7名が続いている。
尾崎直道
「今日は5番パー4(460ヤード)で、10メートルのバーディーパットを決めてから、気分がよくなったよ。フェアウェイが硬いから、俺でもなんとかなるんだね(笑)。このコースは、自分が育ったところ(習志野CC等)に雰囲気が似てるから、懐かしいなぁという気持ちでやってるよ」。
篠崎紀夫
「昔はよく、ミニツアーで回らせてもらっていたこともあり、久々のプレーでした。練習ラウンドでは、風向きがいろいろと変わっていたので悩まされましたが、今日の風もまた違ったので、難しかったですね。8番ホールから4連続でバーディーが獲れたので、ようやく自分のゴルフが出来てきたと実感しています。深堀先輩が首位ですから、先輩の背中を追って残りを戦います。当初の計画では3日間とも68で回る予定。まだまだあきらめません」。
日下部光隆
「学生の頃に、江戸﨑CCで試合がよく行われていたのですが、朝日杯(個人戦)では2連覇していることもあり、相性のいいコースです。練習の時に、塚田(好宣)さんにショットを見てもらったのですが『向きが悪い』と言われてて・・・。今日は不安いっぱいでプレーしていたので、自分に期待しなかったのがよかったのかもしれませんね」。