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シニアツアー

【日本シニアOP/2R】ベストスコア66をマークした田村が38位から3位に急浮上

2019年09月20日

 初日2オーバー38位スタートの田村尚之が、7バーディー1ボギーでスコアを6つ伸ばし3位タイに浮上してきた。第2ラウンドではベストスコア66をマークし、午後組選手の中で注目を浴びることになった。

「今日の出来は、ハナマルです、ハナマル!大変良くできました」。ホールアウト後、田村は試合中の硬い表情とは打って変わって、優しい表情を見せた。「コースとの相性がいいからだと思います。自分が一番合ってると思ってるんですよ。お饅頭型のグリーンで、硬くて速いのが好きなんですよね。マークセンに勝てるには、こういうコースじゃないとと思ってましたよ(笑)。だけど、さすが、谷口君ですね。」と上位選手に敬意をしっかりと払うことも忘れない。

 8月下旬のファンケルクラシック辺りから、ゴルフの調子が良くなってきたという。なぜだか梅雨明けから腰痛の悩みがなくなって、パットがしっかり打てるようになった。「先週のコマツオープンの最終日からよくなって、今日はなんとか人並みにはパターが入ってくれたかな。コースの研修生に帯同キャディーをお願いしていて、グリーン上のラインも迷わなく打てていますね」。今日7つのバーディーのうち、5つは約3メートルのパットをきっちり沈められたからだった。

 「あとは体調さえよければ。これから、川越から池袋まで行って、マッサージを受けて体ケアしてきます!」といい、田村はホールアウト後早々に帰る支度をして、最寄り駅に向かっていった。