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シニアツアー

【日本シニアOP/2R】スコアを2つ伸ばし8アンダーで谷口が連日首位キープ

2019年09月20日

 第2ラウンドは、首位スタートの谷口徹がスコアを2つ伸ばして連日首位の座を守った。5アンダー2位には先週のコマツオープンで優勝したタワン・ウィラチャン、さらに1打差3位タイには清水洋一と、この日ベストスコア66をマークした田村尚之が続いている。大会4連覇を狙うプラヤド・マークセンは4オーバー39位と失速。151ストローク(7オーバー)58位タイまでの66名が第3ラウンドに進出した。

 

 スタートホール(10番)から連続バーディー奪取に成功した谷口だったが、その後ショットが少しずつバタつきはじめ、思うようにボールコントロールができず、ラウンド中もがいていた。「フェードを打とうと思っていたのに右に出たりして、フェアウェイにいかなくなってしまった。だから、気持ちはいかせようとするんだけど、やっぱり難しい結果になってしまって」と残念がる。さらに谷口の苦悩はグリーン上でも続いた。「ピン位置が難しいのは、間違いなく、昨日いいスコアを出した俺のせい(笑)。最終9番ホールは、ほんとに厳しいところに切ってありましたよ。・・・それにしても、よくあんなところから寄せられたなぁ」。終わってみれば、5つのバーディーと3つのボギーでスコアを2つ縮めるだけにとどまった。「なんだかモタモタしてて、こういうのはよくない。とりあえずアンダーバーを出せたけどね」と振り返る。

 勝ち方を知っている谷口だからこそ、まだ慌てないようにと気を引き締める。「今回はシニアの選手に負けないようなゴルフをするだけ。照準は古賀ゴルフの日本オープン。そこはチャンスがあると思っているから」。谷口は「勝ち」目標をまたひとつ引き上げていた。